ブルワーからのコメント

【コンセプト】
Centennialにフューチャーしたドライで香るWest Coast IPA

【コメント】
Hazy IPA人気から、需要が下がり続けているセンテニアルですが、West Coast IPAの時代を飾った立役者として、センテニアルを主役に据えたシトラスパイニードライなIPAを作り、West Coast IPA人気の再燃に貢献したいと思います。

山宮 拓馬

Save Centennial!!! West Coast IPAのきっかけ

ホップ品種「Centennial」は「Cascade」「Columbus」と並んで「３C」と呼ばれ、West Coast IPAの全盛期を支えてきたスター品種でした。しかしながら、近頃のHazy IPAの台頭と、インパクト強めなフルーティ・トロピカルなホップ品種の登場に押され、作付面積が減少しつつあり、日本では手に入りにくくなりつつあります。人気の再燃を願いまして、「Centennial」の魅力に溢れるダンクでオイリーなWest Coast IPAを作りました。クリアな苦みと強烈かつ癖になる香りをお楽しみください。

レシピ作成　 山宮 拓馬

Save Centennial!!! West Coast IPAのこだわり

West Coast IPAの本場であるサンディエゴのIPAをイメージしています。定番のIPAに比べてややカラーが薄めながらも、「アルコール度数」「IBU」「ホップアロマ」を高めるように設計しており、パンチのある味わいです。
糖化行程の調整と低温条件での発酵を行ったことで、ドライでクリーンに仕上がりました。そこに大量に投入されたホップによる華やかな香りが輝きます。

Save Centennial!!! West Coast IPAの味わい

センテニアルやコロンバスによるシトラス・パイニー・ダンクといったオールドスクールなIPAに特徴的なアロマと、シムコー、モザイク由来のモダンでトロピカルなアロマが交錯し、シャープな苦みとともに抜きていきます。
蒸し暑くなってきたこの季節にぴったりな、ゴクゴクと杯が進む味わいです。

プロフィール

名称:Save Centennial!!! West Coast IPA (セーブ・センテニアル!!!ウェストコースト・アイピーエー)

ALC7.5%

IBU70

スタイルアメリカンスタイルIPA

飲み頃温度5～8℃

原材料大麦麦芽、ホップ

コク　★★

キレ　★★★★★

※IBU=International Bitterness Units(国際苦味単位）

IBUとはビールの苦味の程度を測る単位です。IBUは、ビールの苦味の成分の中でもっとも苦くかつ量の多いイソフムロンの割合（ppm単位）として定義されるものです。