90s.Scotch Aleのきっかけ

ホップの苦みが抑えられていて、モルトの甘みやフレーバーが際立ち、アルコール度数も高めなのが特徴的なビールです。「春の訪れにまったり飲みたいビール」として選びました。90シリングは英国の通貨の単位で、味わい深く度数の高い正統派のスコッチエールを表す言葉として使われてきました。どっしりとした本格派の味わいを、今のイセカドらしいアレンジで表現しました。

レシピ作成 出口 善一

90s.Scotch Aleのこだわり

「スコッチエール」は、アルコール度数が高く、麦芽風味が豊潤で支配的、ホップキャラクターは控えめなビールです。雑味を抑え麦芽のキャラクターを引き出しました。ホップは控えめながらもフルーティーで芳醇な香りを出すために、梅酒のような香りを出し、アルコール耐性が強い(度数を高くできる)スコティッシュエール酵母を選びました。

90s.Scotch Aleの味わい

赤みがかったダークブラウンの深い色合いが、少し滑らかに感じるようにグラスに注がれると、酵母が醸す梅酒のような熟成されたフルーティーな香りと、カラメルのような甘い豊潤な麦芽の香りが広がります。果汁のようにクリーンな甘さと、コクのあるリッチな飲み応えを堪能していただけます。控えめな苦みは、麦芽の豊潤な甘さの邪魔をすることなく、上品に口中を引き締め、最後に7%のアルコール・フレーバーの余韻に包まれます。

プロフィール

名称:90s.Scotch Ale (90シリング・スコッチエール)

ALC7.0%

IBU25

スタイルスコッチエール

飲み頃温度5～8℃

原材料大麦麦芽、ホップ

コク　★★★★

キレ　★★

※IBU=International Bitterness Units(国際苦味単位）

IBUとはビールの苦味の程度を測る単位です。IBUは、ビールの苦味の成分の中でもっとも苦くかつ量の多いイソフムロンの割合（ppm単位）として定義されるものです。