Dank Dank Dank!!のきっかけ

Dank(ダンク)とは、ホップの特徴を表す表現でアメリカではよく使われる表現のひとつです。その特徴は奥行きのある甘い香り、吸ったことはないですがマリファナに似た香りとも称されます。最近はそこから転じて「上質なもの」を表すスラングになっています。海外で人気のDankな味わいに、持続性の高いトロピカルなアロマを持たせ、アロマフレーバーの幅を広げた飲み応えのあるIPAを目指しました。

Dank Dank Dank!!のこだわり

海外で「Dank」と表現されるビールを参考に、Mosaic(モザイク)、Ekuanot(エクアノット)を大量に使用しました。またそれらをワールプール工程で加えることで、アロマの持続性を高める手法の強化を試みました。さらにアロマの持続性に寄与するβグルカン*が豊富なオーツ麦を少量投入しています。

*βグルカン：グルコースを構成糖とする多糖の総称 *Mosaic：パッションフルーツ思わせる香りや、柑橘、ベリーなどのフルーツ、ハーブなどの様々なアロマが複雑に絡み合うユニークな香味が特長のホップ。
*Ekuanot：ライム、メロン、ベリー、パパイヤ、セージなど青々しい溌剌(はつらつ)とした香りが特徴のホップ。
*ワールプール：ビール醸造において、煮沸が終わった麦汁の中の不要物を取り除く工程のこと。

Dank Dank Dank!!の味わい

Dank×トロピカルで、優しくも刺激的にホップアロマとフレーバーが跳ね回るように感じられます。それを支える、クリアですがしっかりしたモルトフレーバー、強めなボディ感、アルコール度数７％で飲み応え十分なIPAです。ちょっとホップを入れ過ぎてDankさがマシマシになってしまいましたが、飲めば「Dank Dank Dank!!」と連呼すること間違いなしです!!

プロフィール

名称: Dank Dank Dank!!

ALC7.0%

IBU60

スタイルアメリカンスタイル IPA

飲み頃温度5～8℃

原材料大麦麦芽、ホップ、オーツ麦

コク　★★★

キレ　★★★

※IBU=International Bitterness Units(国際苦味単位）

IBUとはビールの苦味の程度を測る単位です。IBUは、ビールの苦味の成分の中でもっとも苦くかつ量の多いイソフムロンの割合（ppm単位）として定義されるものです。