研究室に最新機器が導入!!
皆様こんにちわ。
醸造・品質管理の佐々木です。
最近、目が覚めると身に覚えのない
カップラーメンの空容器が多々あります。
朝イチで推理がルーチンのどうも佐々木です。
さて、このたび研究室に最新機器が導入されましたのでご紹介致します!
この子の名前はリアルタイムPCR ジーンディスクシステムと言います!
初めて名前を聞く方も多いと思いますが、
この装置を使うと何がわかるかと言いますと、
ビール中にビールの品質を悪くする細菌がいるのか、いないのか
また、いたとしたらどのような菌種がいるのかを
そのDNAを調べて判定してくれる機器になります。
実はビールは乳酸菌に汚染されやすい酒類です。
乳酸菌に汚染されたビールは、
味がすっぱくなったり、バターのような匂いがしたり、後味に違和感を感じたり、
美味しくないビールになってしまいます。
伊勢角屋麦酒では、これまで乳酸菌汚染ゼロのビール造りを目指してきました。
ただ、本当に乳酸菌がいないかどうかは官能評価だけでは判定が難しく、
精度の高い分析が望まれていました。
今回、この最新機器が導入されたことで
味が美味しいだけでなく、ビールを悪くする菌がいませんよという
保障も併せてお客様にお届けできるようになりました!
最新の機器を駆使して、美味しさを科学していき、
これからも美味しいビールをお届けできるように努力していきます!
新入社員の瀬田君はこの機器はものの数分で使いこなしていました。
さすが東京農大。さすがMr.チャラ男(発酵野郎より抜粋)
イセカドの将来が楽しみです!