新たな成長に向けて
みなさん
おはようございます。
伊勢角屋麦酒社長の鈴木成宗です。
いつも大変お世話になっております。
今朝は、ことのほか星が綺麗でした。
8月最終日。朝夕の空気は透明感を増し、日ごとに秋の気配を深めていく今日、12年間勤めてくれた女性社員が退職します。彼女は、パート採用から直ぐに社員に切り替わり、最後は経理課長として新しい経理システムの定着に尽力してもらいました。彼女が入社した2004年当時、弊社のビールの出荷量は、まだ年間わずかに50KL程度でしたが、この12年の間で、出荷量は約10倍に増え、その間、彼女は数字の面から弊社の成長を見守り続けてきました。
私は、社長として多くの社員さん、パートさん、アルバイトさんを見てきましたが、事務能力において彼女ほどの高い能力をもったスタッフにこれまで出会ったことがありません。また、MGのインストラクターとして、これまでに数百名を指導してきましたが、彼女を超えるような高い事務能力をもった方は、わずかに2,3名いるかどうかです。
秋風が漂い始めた今日、彼女は、去って行きます。
ながく社に尽くしてくれた彼女の今後の人生が幸多からんことを祈っています。
一方で、弊社では、新しい3基の4000ℓファーメンターもいよいよ稼働間近となり、また、幾つかの大型プロジェクトも並行して進んでいて、弊社はこの2年ほど続いた成長の踊り場をいよいよ脱し、今、あたらな成長を描き始める階段の一歩手前まで来ています。
一年後に今日という日を振り返ったとき、おそらく、それはもう遠い過去のことになっているでしょう。それほど劇的に、これからの一年間で弊社は前に進んでいるはずです。
さあ、彼女と働く最後の日を始めよう。
そして、今日という日を心に刻もう。