人材
社長の鈴木成宗です。
下野工場に移転して、一年半が経ちました。
工場の移転は、当社のような規模の企業にとっては莫大ともいえる設備投下を行っての社運を賭けた取り組みとなっただけに、移転移行これまでにない伸び率で成長していくことを余儀なくされていますが、移転当初にビールの品質が揃わなかった約半年間を除けば、有難いことにほぼ計画通りに成長を続けているといって良いでしょう。
成長を維持していくために、あの手この手で次々と手を打ち、そのたびに現れる問題・課題を切った張ったしながら、全速で匍匐前進しているようなそんな感覚を日々感じています。
気の抜けない毎日ではありますが、有難いことにこの5年ほど進めてきた組織改革がようやく実を結び始め、スタッフさん達がそれぞれの力が組織の駆動力として噛み合ってきたことを心強く感じています。
個人商店から、企業への脱皮は、業態によって違いはあるものの一般的には年商3億円から5億円あたりで起こり、このレベルで組織体に変更を加えないと成長は頭打ちするといわれています。当社も振り返ってみても年商5億円くらいまでは、個人商店のノリで経営し、実際5億円くらいで伸び悩んでいたものです。
いくぶん企業としての体裁を成し始めた今、5年前、いや、たった1年前を振り返ってみても幼稚過ぎた私の組織運営を恥じ入るばかりです。
現在、当社では昨年春に大学新卒で入社した3人がそれぞれ立派な戦力になってくれていまし、今日から大手商社から一人若手が転職してきてくれます。そして、春には、院卒一名、大卒一名がまた新たに戦力として加入する予定です。
まるで、市街地をアクセルを踏み込んで駆け抜けているようなそんな一瞬たりとも気が抜けない緊張感の中、今日も仕事に励みます。
伊勢角屋麦酒を今後共どうぞ注視してください。
きっとまた近い将来、皆さんを驚かせます。