コロナウイルス
伊勢角屋麦酒ファンの皆様
こんにちは。社長の鈴木成宗です。最近は『発酵野郎 なりぴー』の名前でYou Tube出演をしておりますので、なりぴーの名前で通るようになってきたようです。
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さて、コロナウイルスの封じ込めのために公立小中高の一カ月にわたる休校要請が政府から出ましたね。これについて、皆さんはどのようにお考えでしょうか?
確かに日本はオリンピックを控えていて、一刻も早くコロナウイルスを封じ込めなければならないことはよくわかりますし、アメリカでも各地で非常事態宣言が出るなどして、国際的にも危機感が募る中ではありますので、こうした政府の対応に一定の理解はできます。
何より、高齢者の方々が肺炎という苦しみを伴う闘病の末に帰らぬ人になることは、もし身内ならばと思うと想像するだけで胸が苦しくなります。だからこそ蔓延を抑え込んで欲しいとは思います。
しかしながら、毎年日本国内で数千人がインフルエンザで亡くなり、米国ではインフルエンザが原因で毎年少なくとも1万2000人以上が死亡し、とりわけ感染が深刻だった17~18年のシーズンには患者数は4500万人に上り、6万1000人が亡くなったことなどから考えると、今回のコロナウイルスにここまで過敏になる必要があるのだろうかと首をひねりたくもなります。
素人の私がいうことなので、エビデンスは乏しいことはご承知おきいただき、そのうえで、一経営者として思うのは、むしろコロナウイルスによる過剰な反応で、経済クラッシュを起こす方がはるかに悲惨な結果を招くのではないかということです。
日本は近年自殺者が減少傾向にあるといわれているものの、それでも年間2万人近くが自殺しているという痛ましい事実は、あまり知られていないのかもしれない。そして、自殺者数の減少は緩やかな景気の回復が続いてきたためだともいわれています。
私たち伊勢角屋麦酒は多くのファンの皆様、そしてお取引店の皆様によって支えていただいております。もしこのコロナウイルスによる厳戒態勢が1カ月も続いたら、もしかすると小さな飲食店様の中には経営が難しくなるところも出てくるかもしれません。そうしたことを思うと、どうかなるべく波風が立たずにこの騒動が過ぎ去って欲しいと思う一方で、何かできないかと思ってしまうのです。
私たちが、今できることは何だろうと考えています。
座して事態を見守ることなのか?
それは嫌だ。
せめて、明るい雰囲気を少しでもつくりたい。
クラフトビールには明るさを造る力があると信じています。
コロナウイルスなんかに負けるもんか。
この前、ふと気が付いたことがあります。
オーストラリアやニュージーランドでは、マヌカハニーという薬用ハニーがあり、我が家は昔から愛用しています。というのは、私は毎年オーストラリアのビールの国際大会の審査員でかの国に行きますので、現地ではいたる所でこのマヌカハニーが売られているのを目にしているからです。
このマヌカハニーを使ったビールを出荷したら、少しでも、雰囲気を明るく出来ないかな。
だめかなぁ。逆に不安をあおるとか言って叩かれるのかなぁ。そうでもないと思うんだけどなぁ。
3月16日(月)に東京の浜町ハマハウスで、伊勢角屋麦酒ファンの集いという、小さな集まりがありますがこちらでもお出ししようと思っています。あ、因みにこちらまだ席は空いていますが、時期が時期だけに会場では手指のアルコール消毒などは徹底し、且つ、熱のある方、咳の出る方の入場はお断りしますが、参加は自己判断でお願いします。
健康に良いといわれるマヌカハニーは、オーストラリアでは病院でも使われていて、著名人の愛称者もいらっしゃるとは聞きますが、学術的にどの程度コロナウイルスに効くかのエビデンスは私は調べていません。だから本当に効くかどうかは責任が持てません。あくまで、私はこの暗い空気を少しでも明るくしたいのです。
全くの余談ですが、オーストラリアの市場で、一番高いマヌカハニーを買おうとしたら、市場のおばちゃんに
「あなた、健康そうに見えるけど? それは、病院で使うような高価な商品だから、あなたのように健康な人が毎日食べるならこっちの安いので充分だよ^^」
と、もっと手ごろな値段のを手渡されたことがあり、おばちゃんのやさしさと人懐っこさがとても印象に残っています。
マヌカハニービールでもだそうか。
なんかやらなきゃ。じっと座っていられるもんか。