コミュニケーション
伊勢角屋麦酒ファンの皆さま
おはようございます。伊勢角屋麦酒社長の鈴木成宗です。
いつもご愛顧をいただき心から感謝申し上げます。
さて、先般からこのブログにも何度も書いておりますように、わが社は、今、大きな曲がり角を、まさに曲がっている最中です。
わが社は今年、皆様の需要に応えるために4000リットルファーメンターを3基増設しました。私たち伊勢角ではこれが3回目の拡張となります、拡張に次ぐ拡張で、迷路のようになった今のブルワリーでは、生産効率も悪く、ブルワーの皆さんに無駄な肉体労働を強いることになってしまっています。ヘッドブルワーの出口、セカンドブルワー兼QCの金澤の体制を、谷水達ほかのブルワリーメンバーや、岡田統括部長そして、社長である私などが前後から支える今の形は、伊勢角20年の歴史の中で、ずば抜けた戦闘力を持っていまして、さらに新しく入ったメンバーも早くもこの戦闘力の高さに気が付いて、自ら進んで少しでもこの体制をバックアップしたいと申し出てくれています。このチームの能力、馬力と現状のブルワリーのバランスはあまりに不釣り合いで、自軽自動車に500馬力のツインターボエンジンを積んでいるようなもので、ぶん回せば車体のほうが壊れます。このチームの力を最大限に発揮させるために、そろそろブルワリーを一から設計しなおさないといけないなと思っているところです。
ということで、来年年明けには、皆様に新しい計画を発表できると思っていますが、今朝いろいろ考えていて思ったのは、こうした時だからこそ、ますます社員間のコミュニケーションが大切だということです。とにかく今一人ずつと少しでも時間を取って話をしたいと持っています。とにかく、物事が急激に動きますので、現場のあちこちに負荷をかけたりいろいろな摩擦が起こるはずです。そうしたことをできる限り早く拾っていきたい。現場の「ここに困っている。」の声を聞かせてほしい。