伊勢角屋麦酒ブログ

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節目

伊勢角屋麦酒ファンのみなさま

こんにちは。伊勢角屋麦酒社長の鈴木成宗です。日頃のご愛顧に心から感謝申し上げます。

このブログを読んでくださっている方の平均年齢ってどのくらいなのでしょうか?

私は現在満50歳です。そして、今、人生の大きな節目に立っていることを実感しています。それは、今年、数年間温めてきたいろいろな事業構想が一気に芽を出し、会社が完全に成長ステージに乗ったことで実感します。もっとも、事業というのは実に繊細なバランスの上に成り立っていますので、細心の注意を払いながらそれぞれを育てていく必要がありますので、一気にいくつも芽が出た状況のために、それぞれへの目配り気配りで、気持ちが安まる間もありませんが。

昔を振り返ってみますと、私は、20代、30代、そして40代と、各年代の節目で多くの方に教えを受けてきています。いえ、正直に言うと各年代で、師匠と呼べるような方々に背中を押されて、節目を超えてきた気がします。

20代で伊勢角屋麦酒を創業した際は、中川電化産業創業者の河中社長(当時)に励まされ、藤波元官房長官と酒を飲んで日本というものの大きさを教えていただきました。河中社長の「鈴木さん、あなたは自分を過信しなさい。あなたはそれをしていい人間だ。」と言ってくださった言葉にどれほど勇気づけられたか。藤波先生は、私の結婚式の日、「セイソウクン、一つ頼みがあるんだが、伊勢の若い連中を集めてくれんか。これから国を背負う若い連中と天下国家の話がしたいんだ。」と唐突に言われ「どんな人を集めればいいですか?」と聞いた私に、あふれんばかりの笑顔で「いいやつや。いい漢を集めてほしい。」と言われました。こうしてできた青の会は、本当に毎度先生を囲んで酒の肴に天下国家の話をしていました。選挙の話は全くでなかったなぁ。本当に日本をどうすればいいのかという話ばっかりしていました。

30代では、元岡健二TIA社長(当時)にぶっ続けで13時間のお説教を食らいました。そして、元岡さんのご縁で西順一郎先生を知りました。そうそう、元岡さんと引き合わせてくださったのは、伊勢の南勢建築設計の伊東俊一社長。南勢建築設計さんには、ちょうど今、伊勢角屋麦酒下野新工場の設計施工管理をお願いしております。

40代の終わりに、武蔵野小山社長、そして、怪物成毛さん。さらに、お二人を通じて沢山のご縁をいただきました。

そうそう、東北大学時代にも今につながる多くのご縁をいただきました。東北大学防具空手道部の大先輩である琉球大学教授の畠中雄平先生は、私の空手の師範でもあり、奥様の真理子様も含めて私の人生の師匠でもあります。空手部でも学部でも生涯の友を沢山得ることができました。

そうだ、伊勢角屋麦酒 現工場長の出口善一は、私の幼稚園と中学校の同期なんです。これは伊勢角屋麦酒ファンの方は皆さんご存知ですね^^

多くの人のおかげで、今、生きていられるんだなと思う50歳です。

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