玄関飾り
こんにちは!
伊勢角屋麦酒内宮前店・外宮前店店長の中村です。
今日は伊勢の風習のご紹介です。
写真は内宮前店の玄関飾りです。
一般的に、注連縄の玄関飾りと言えばお正月、松が取れると外して神社に奉納するのが習わしだと思います。
ですが、ここ伊勢では玄関飾りを一年中つけたままにします。
実は僕は伊勢の生まれではなく、三重県北部 桑名の生まれです。
伊勢に引っ越してからちょっと驚いたのがこの風習です。
伊勢市観光協会のHPに解説がありましたので引用すると、
『「その昔、この地を訪れたスサノオノミコトに、貧しいながらも慈悲深い蘇民将来が一夜の宿を貸した。ミコトは旅立つ時、今後は門符を門口にかけておけば、子孫代々疫病から免れると言い残した」という伝説があるからです。蘇民の子孫である証拠として門符を掲げ、無病息災を願うようになったそうです。つまり、家内安全の祈りを込めた「厄除け」の門符です。』
ということだそうです。
この注連縄。いわゆる商家だけではなく、伊勢の町のいたるところで見ることができます。
もちろんおはらい町周辺の各店舗には必ずと言っていいほど飾られています。
伊勢にいらっしゃった時にはぜひ注目してみてくださいね。
ちなみに内宮前店・外宮前店の玄関飾りは年末に社長一家が総出でこしらえたものです。
年中行事の一つですね。